12月23日。
今日、北九州市のある小さな空間で私の言葉では紡ぎきれない時間を体験した。
『一期一会』とはこのことなんだなと思わされる空間だった。
あるカフェに4人。待ち合わせをすることなく、集まった見ず知らずの人々。そこではこの世のものではないと思えないような会話が繰り広げられた。
この4人は会うべくして、そしてそれを意識せずに集められたある種のご縁によって集められたような。
そこでクリロゲられたのは、人間とは何かだとか、物事を本質的に見れているか、物事を長期的に見ているかどうかと言う会話の内容だった。
私は22歳。他の3人は年上ばかりでこの空間に私がいていいのかどうかと最初は思った。コーヒーの豆を挽いた後に出てくる、あのカフェにありがちな香りのように、そのカフェのただの空気になっていないかとかをとても感じた。
ただそれは初めだけだった。そう。初めだけ。
今はその空間にいれてよかったと思っている。
なぜなら、それがなければ今の自分はないから。こんなことでブログを書こうなんていう自分は今はいないから。一段階私の中の個人の価値観がアップしたような。そう思わせてくれた。
一期一会はそういう予期しないものを突然ともたらしてくれるいい機会だと思う。
でなければ、今の私がこのままの私でいいのかなんてわからない。
今日は少し深かった。改めて自分の中でちゃんとした意見を持たないといけない、考えないといけないという使命感を得た日でもあった。
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