Kazyのおしゃれ日記

【エモい写真を撮る】フィルムカメラの良さ(vs 一眼レフ)

今回はフィルムカメラの良さについて話していくよ!!

 こんにちは、こんばんは。Kazyです。

 初めにひとつ質問。

 「あなたはフィルムカメラで人生謳歌できてますか?

 おそらく、フィルムカメラを持っていなかったり、スマホでいいからと思いっているのではないでしょうか。

 しかし、それではデジタル化されたデータでしか写真を見返すことはできません。デジタル化された写真なんてなんか冷たくないですか?

 この投稿を見終わった後はフィルムカメラの良さに気づくことができ、且つ人生を楽しむことができるでしょう。

 あなたの人生がより良くなるように。

 それでは今回のコンテンツです。


 〜本日のコンテンツ〜

(クリックでジャンプできます)



『What is the film camera for me?』

 まずはこの話題について。

 この話題については少し僕のフィルムカメラ遍歴を話していきたいと思います。

 普段僕が使っているカメラは「CONTAX T2」というフィルムカメラ。1990年に発売されたフィルムカメラになります。当時は高級コンパクトカメラとして売られていたそうです。

 そんな愛用品のCONTAX T2なんですが、実はこのカメラはもともと僕の祖父が使っていて、それをお下がりという形でもらったものになります。僕のじいちゃんも元々カメラが大好きだったので、こんな共通の趣味を持っている事がとても嬉しく思いながら毎日のお供として使っています。

 このカメラの魅力というのは、話しても、いくら話しても絶対に語り尽くせないくらいの魅力の多さになっています。


形が美しい

 まず一つ目になんといってもこの形が美し過ぎる事について。なんといっていいのか、昔のカメラなのになぜか現代感も少しあるし、反対に現代の物だと思ってこのカメラを見た時にはとても昔のカメラに感じる。

 言葉では伝わりづらいかもしれませんが、このカメラは「昔のフィルムカメラ」という現実を除けば、この世に存在していない、パラレルワールドから生まれたカメラという錯覚に陥りそう。それはこのフィルムカメラが現在も生き続ける昔のフィルムカメラであるからかもしれません。


なぜか今の時代でも使いやすい

 二つ目に、フィルムカメラなのに使いやすく、なぜか手軽に撮れてしまうという事について。その理由としては「とにかくコンパクト」という事と、「レンズの画角について」という事の2つに尽きるんじゃ無いのかなって思うんです。

 「とにかくコンパクト」という事についてですが、これは現代のコンパクトカメラの使いやすさの考え方と全く一緒だと思います。

 一回一回電源を切るとレンズが「ウィーン」と言いながら本体に収納されていく。このフィルムカメラなのにレンズが終われていく現代感がたまらないです。そしてもう一つのレンズの画角について。

 とにかくレンズの画角が良すぎて、正直衝撃を覚えています。CONTAX T2に標準で装備されているのは38mmのレンズ。試絞りはF2まで対応しています。その画角がまぁ良くて、このくらいの焦点距離でよく例えられるのが「恋人レンズ」。この画角が実は恋人や人物を撮る時にわざわざ遠くに行かなくても、そして近寄る事がなくても良いという、最高の画角の焦点距離なんです。


生命を感じるカメラ

 3つ目に昔のカメラであるということ。それが一番重要かもしれないです。それはなぜかというと、昔も今も変わらずに、その場をフィルムに映してくれるという事に何故か「生命」を感じるからです。

 大事なことは「古いから良い」じゃなくて、「今も昔もずっと生き続けている事がいい」ということ。

 世の中に出回っているほとんどの製品なんか新しい物が新しくできると昔のものにとって変わって生きていく。いや、”生かされる。”何か冷たくないですか?でも古いフィルムカメラなら違う。

 昔、普通だったものがこうやって今も”普通(スタンダードに)”として”生き続けている”という事が素晴らしいと思うんです。

 「物はいつか壊れる。」

 この言葉がいつも頭の中をよぎります。そういう概念があっても生きてくれれるこのCONTAX T2に感謝ですね。



フィルムカメラってどんな写真なの??

 「フィルムカメラで写真を撮るとどんな写真になるの??」

 という質問、友達や知り合いからよく聞きます。

 正直言うと、答えれないです。(笑)

 フィルムカメラの写真なんて、普通にデジカメで撮った写真をLightroomとかで編集すれば「フィルム写真風」というものができます。そしてその色味だとかは本当に「これがこれ」という解は無くて、フィルムの種類によって変わります。

 じゃあ何がいいの?というお話から。

 フィルム写真のいいところは、「編集せずにいい写真が撮れる」という事かもしれません。それ以上に何がいいなんてそんなの人によって変わるんですが、私は「その場で撮った写真は確認できない。初めて”現像”した時に良いなって思える瞬間」だと思うんです。

 フィルムカメラは物理的にその場をクリップするだけ。確認ができない。言ってしまえばそこが魅力です。

 デジタルだと何か冷たくて、何度でも撮り直せる。フィルムだとその一枚に丹精が込められている。

 「とにかく暖かみのある写真が撮れる」

 というのは間違っていません。だって機械式で想いが込められているんですから。

「フィルム写真って画質どうなの?」

 この言葉を聞くたびに僕は疑問を持つんです。

 「え、画質って何?」って。

 画質って実は良いも悪いも”作れたりする”んですよね。どうしてフィルムという”生き物”に”画質”という基準を設けるのかが僕にはわかりません。

 しかし、画質が良いか悪いかはわかりませんが、少なくとも現像した写真は「荒くはなる」というのは事実です。だってフィルムなんだもん。笑

 その”荒み”というのが良い。僕はそう思います。フィルムを長期間カメラの中に眠らせておいて、人間のシャッターという目覚まし時計が鳴った時に叩き起こされ、自らの脳にその場の状況を焼き付けられる。早くその記憶をメモか何かに物理的に残すように現像してしまえば良いんですが、その記憶だってフィルムという生き物の中に保存されていくので時間が経てばあやふやになる。人間もそうじゃないですか?

 フィルムは非常に人間的な生き方をする。

「フィルムは非常に人間的な生き方をする。」

 先ほど書いた言葉です。この言葉にはもう一つ意味があって、それは何かというと、

 「人の目に近い写り方をする」ということです。

 それは何かというと、このフラッシュを焚いた時にわかったんですが、ほぼこれ肉眼の画に近い、普段見ているものがそのまま物理的に現像されているという事です。デジタルの世界ではそんなことはありません。なぜでしょう。それは全てが数字であり色合いや写ったものが全てが数学だからです。

 やっぱりフィルムって生物だんだ。って正直に思える一枚が今の猫ちゃんの写真だったんです。

「ただただなんとなく古い写り方をする。」

 確かに間違っていないと思います。

 しかし”ただただ古い”だけじゃない。そこには写真のあるべき写り方、非常に能動的にカメラが撮りたいとわがままを言ってくる。

 普通にカメラを撮る人が写真を撮りたいがためにカメラを取り出して写真を撮るんじゃなくて、そのカメラを取り出した時に一回カメラと相談する。

 「ねね、この景色撮って良いかな?」

 って。もしダメな時はいくら設定を弄っても良い写真は撮れません。カメラの気分との相談が必要というわけです。

 本当に機嫌が悪い時はSSやF値、明るさなどを調整してもあんまりな写真しか撮れないのが現実です。

 そう言う時に冒頭にも話した「フィルム風写真」を”作る”ためにミラーレス一眼レフOLYMPUS EM-10 Mk2を取り出して写真を撮る。

 こういう暮らし方をするもの悪くないです。

「撮影者が所有者でなくて、他人でも撮らせてくれる時がある。」

 この言葉については、フィルムが生き物というお話を少し婉曲しているようなものです。

 意味としては、フィルムは人だから、人見知りはするし、初めて使ってもらう人なんか綺麗な写真を撮ることは不可能で。でももしその人が撮影者と気持ちの内面似ていたり、価値観が合っていたりすると良い写真を撮らせてくれます。

 上のサーフボードの写真がまさにそう。これは僕が撮ったのではなくて、僕の尊敬するある先輩が撮ってくれた写真です。

 フィルムカメラさん、非常に機嫌が良かったのか、めちゃくちゃ綺麗に撮してくれました。(笑)

 人見知りをさせないために所有者との関係は深くしておきたいものです。



まとめ。

 正直フィルカメラなんて魅力を知っている人は知っていて毎日の必需品のように使っていて、知らない人は一生この”フィルムカメラ”を使わずに暮らしていく。

 フィルムに写真を撮るとか撮らないとかを決めていただく人生も悪くないです。なんなら僕はそう言ったフィルムに支配されるカメラ好きという方が居心地がいいと言うか、そこだけ能動的な行動から一旦休憩を取ると言うか。

 特に僕の場合だけなんですけど、このカメラを使っている時だけ天国に行った尊敬するおじいちゃんとなんだか気持ちがつながっている感じがして。「ファインダー越しに見る景色は昔も今も変わってないよ」という会話をしている感じがするんです。

 フィルムカメラは人の想いや人生と一緒に歩んでいける良い相棒だと思います。

 こうやってフィルカメラの魅力を綴っている自分に酔っていたりして。(笑)


 今回も読んでくださってありがとうございます。それではまた次回。

〜 gallery 〜

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【Kazyの日常】管理・運営人
Kazy・かじー

 クリエイティブな事が好きなITエンジニア。

 2020年にトロント🇨🇦に1年間語学留学したのち、日本と海外の情報格差を認知。

 50年後に生きる情報を発信しようと決意。

 2020年10月にブログ『Kazyの日常。〜Having a Better Life〜』を開設。

 2024年現在で4年目のブロガーとなり、通算530,000PVのブログとなりました。

 好きなバイク・DIY・カフェ・自己啓発などを主に執筆。

 多数のコメントをいただきながら、楽しく毎週執筆をさせていただいております。

 皆様のコメントやDM、お待ちしています。

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