Kazyのガジェット日記

HHKB無刻印キーボードのMac使用感 – 究極の漆黒デザイン

 こんにちは、こんばんわ。Kazyです。

 みなさん、お元気にされていますでしょうか?

 そして、キーボードの沼、楽しまれていますか?

 かくいう私は、過去に自作キーボードを使ったり、PCのキーボード配列をUS配列でこだわったりと常にキーボード沼にハマっている。

 沼にハマるのは、趣味の世界に没頭することでいいことなのですが、この沼には答えが見つからないという問題もあったり。

 沼ってしまうとそこの問題が大きく見えてしまう。

 がしかし、HHKBは違った。一生を共にするキーボードに出会うことができたのだ。

 Amazonのプライムセールで購入した、HHKB(Happy Hacking KeyBoard)に出会うことができたのだ。

 独特の打鍵感と、至高のキー配列、持ち運びのしやすさ、感情揺さぶるデザインが刺さる。

 そんな新しい相棒のHHKBを紹介できたらと思う。


~ 本記事のコンテンツ ~

  • なぜHHKBを購入したのか ー購入した経緯ー
  • MacBookとの相性
  • HHKBの魅力と使用レビュー
  • HHKBの商品概要説明と商品リンク

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セクション1:なぜHHKBを購入したのか

 まずは、HHKBを購入したきっかけから。

 HHKBはそんなに安いものではない。最低でも約3万円の価格から販売されている、いわゆる「高級キーボード」の部類だ。

 そんな、HHKBを購入するにあたって、いろんな葛藤があった。

 それらを紹介していけたらと思う。

持ち運び用の無線キーボードを求めて

持ち運びがしやすいキーボードは意外に数が少ないものです。

 まずは、持ち運び用のキーボードを探していたことについて。

 私は、ITエンジニアとして働く側面、こうしてブロガーとして頻繁にパソコンを持ち運ぶような仕事をしている。

 以前は、自作キーボを作成したが、そのときに感じたのは、有線接続で重量がそこそこあったということ。

 自宅用では全く問題はなかったが、持ち運ぶことを考えるとモチベーションがそこまで上がらないものになっていた。

 なので、新しく持ち運び用のキーボードを探し始めたのだ。

 かつ、電力源がリチウムイオン電池ではなく、単3乾電池だということも素晴らしいと感じた。

 いざというとき、バッテリー切れで接続できないということがないからだ。電池が消耗すればすぐに交換すれば良い。

 HHKBは筐体がそこまで大きくなく、重量も重たくないため、私のニーズにピッタリだったのだ。

Bluetooth接続できるキーボードを求めて

いつだって机の上はケーブルのスパゲッティのようになってますよね

 次に、Bluetooth接続ができることを求めていたことについて。

 実際、有線接続のキーボードは反応速度が早ことが気に入っていたし、できれば有線のキーボードを使用したかった。

 しかし、会社から支給されたPC、自分で持っているPCとiPad、それぞれを接続するのに有線だと少々手間がかかっていた問題があった。

 なので、Bluetooth接続できるキーボードを求めていたのだ、

 そこに現れたのがHHKBだった。

 なんとBluetooth接続でき、加えてUSB-Cで有線接続ができるという最強のキーボードが現れたのだ。

耐久性が高い相棒を求めて

HHKBは高い買い物ですが、耐久性が良いのだったらかなりコスパは良いのでは?

 HHKBはしばしば東プレのRealforce RC1と比較されるが、決定的な違いが一つ存在する。

 それは、一生使えるかどうかだ。

 Realforce RC1はリチウムイオンバッテリーを使用しているが、HHKBは単3電池2本で駆動する。

 それはどういうことかというと、消耗する部分を交換しやすい設計になっているということを指している。

 リチウムイオンバッテリーはスマホを使用している方はご存知だと思うが、数年使用するとへたってしまう。

 キーの打鍵テストでは、3000万回のタイピングをテストしており、単純に考えて一つのキーをそれだけ押すのに一生はかかる。

 ということは、内部の回路や筐体が壊れない限りは半永久的に使えるようになっているということ。

 消耗品が手軽に交換できないということは、つまりいつかはその製品の使用に終わりがあるということ。

 一生の相棒を手にするのであれば、相棒にふさわしい耐久性を伴う必要があると考えたのだ。

セクション2:MacBookとの相性

 さて、次に紹介するのはMacBookとの相性について。

 実際、KazyはMacBookを使用していているのだが、購入時に色々と調べてみたところ、相性問題がありそうと言われており、その問題について話していく。

 結論からすると、カスタマイズを行えばそんなに問題ではないことがわかる。

HHKBの専用ソフトでキーマップを変更する

キーマップを変更すればMacBookでも問題なく使用できます。

 HHKBをMacBookで使用する際のおすすめのキーマップを紹介しようと思う。

 実際、HHKBの一つの強みであるキーマップ変更ソフトは、使いやす気軽に変更できる使い勝手の良さがある。

 HHKBの良さはいろいろあるが、カスタマイズを行うことでより一層HHKBへの愛着が湧く。

 だがしかし、キーマップの変更を行うと、キーボードの刻印文字とは異なる動作をさせるということになり、視覚とは異なる動作となってしまい、混乱を招いてしまう。

 皆さんは、ブラインドタッチを行っていますか?

 ブラインドタッチを行う前提でHHKBを使うのであれば、私は”無刻印モデル”を強くお勧めしたい。

 キーマップ変更ツールで変更は行うが、変更した先でも刻印はされていないので、ある種の”ボタン”として認知することができる。

 無刻印モデルをキーマップ変更ツールでカスタマイズすることによって、あたかもオーダーメイドされた特別なキーボードを手にしたような感覚を得ることができるのだ。

MacBook用のおすすめキーマップ

私が使用しているキーマップを紹介します。

 次に、US配列のHHKBをMacBookで使用するときのおすすめのキーマップを紹介する。

 日本語でのユースが多い中、MacBookで使用する際は実に様々試行錯誤した。

矢印キーは「Fn + F, D, S, E」で設定する

 まずは、矢印キーの配置について。

 矢印キーがないHHKBのUS配列モデルでは、Fnキーを押して対応する。

 だがしかし、デフォルトの矢印キーはとんでもなく使いづらい場所にアタッチされている。

 ユースが多く、左手をホームポジションから動かしたくないという欲があるため、私はFnと F, D, S, Eで対応した。

 小指をFnに置いてホームポジションにおいた左手を直感的に動かすことによって矢印キーを割り当てることができた。

デスクトップの切り替えをスムーズに。「Fn + / = ctrl」

 次に、Mac特有の機能について。

 Macでは、ctrlと矢印キーでデスクトップの切り替えを行うことができる。

 この機能は複数のアプリを同時に開いて移動させたいときに重宝する機能だ。

 HHKBになって、矢印キーを左手の押しやすい位置に配置したので、あとは、Ctrlの位置なのだが、これはFnを押したときの/キーで対応する。

 そうすることで、右手の小指と中指でCtrlを押し、さらに左手の矢印でサクサク移動させることができる。

全角と半角を一瞬で切り替える。「ctrl + space」

 この機能を使用しているのは、実はHHKBを使用したときに限った話ではない。昔に作った自作のキーボードでも同じ機能を割り振っている。

 US配列でいかに全角半角切り替えのキーをアタッチするのかということへの対策の一つだ。

 

セクション3:HHKBの魅力について

 HHKBの魅力は数え切れないほどあるのだが、ここでは特に注目すべきポイントを紹介しようと思う。

 HHKBの良さについては、これまでも触れてきたが、記載したこと以外にも多数の魅力が存在する。

キーボードの常識を覆すデザインの良さ

デザインの良さは素晴らしいのですが、それ以上に人間が使いやすい形に設計されているのが特に素晴らしいなと感じます。

 まずはデザインの良さから。

 デザインは言わずもがな良いことはわかっているのだが、具体的にどの辺がいいのだろうとふと考えてみた時があった。

 答えとしては、自分が無刻印モデルを使用していることもあるのだが、シンプルで無駄がないということだった。

 一切の無駄が無いデザインが、このHHKBの良さを引き立ててくれているんだということを感じた。

 持っているだけで所有欲を満たしてくれるキーボードはこれ以外に見つからないと感じている。

 そして、何よりもシンプルなのは、見た目だけではない。

 キーのが独特であることも踏まえて、手を動かす範囲ですらシンプルになっているのがデザイン面でのもう一方の魅力だ。

 私が購入したのはUS配列なのだが、US配列の場合、通常あるはずのキーがいくつか存在していない。

 代わりにShift右のFnキーで対応する必要がある設計になっている。

 この設計自体が、合理的で使用者のことをとことん考えてくれているのだと心から感じさせられた。

 右の小指を右にずらせば、そこにFnキーがあり、指を伸ばせば自然とFnキーをタイピングしていることになっている。 

 HHKBの変態さは見た目のデザインだけでなく、Fnキーを自然と押している人間設計に基づいているのだとつくづく感じさせられる。

思わずヘッドホンを外して作業したくなる美しい打鍵音

静電容量無接点方式の良さはこの打鍵音にありますよね。

 HHKBはデザインだけではなく、打鍵音もとても良いことで有名である。

 これは、静電容量無接点方式というスイッチの機構のおかげであり、HHKBは殊にこのスイッチを採用しているキーボードだ。

 静電容量無接点方式を採用することでのメリットは、金属が擦れることなくストロークがなされるため、「スコスコ」音が鳴るのだ。

 HHKBを買う人が購入理由として1番多いのがこの「スコスコ」音だ。とにかく気持ちがいい音なのだ。

 いつも作業するときは、ヘッドホンを着けてお気に入りの音楽を聴きながら行っている。

 多少はカチャカチャ鳴るのだが、それ以上に低音寄りの気持ちいい音が手を動かしているだけで耳に入ってくる。

 そんなHHKBのスコスコ音は、楽器の一種として捉えてしまってもいいのでは?と思ってしまうくらい気持ちがいい。

 HHKBのタイプ音はそれくらい気持ちが良くて、素晴らしいものなのだ。

美しい無刻印モデルのキーキャップ

無刻印モデルだからこそのシンプルなカッコ良さがありますよね。

 そして、何より無刻印モデルのかっこよさは群を抜いている。

 他のキーボードにはない特色の一つなのかもしれない。

 一見使いづらそうに見える無刻印モデルなのだが、実際に使っていくと刻印がない状態でも慣れてくる。

 ブラインドタッチができる人限定というのが条件付きなのだが、できない人でもブラインドタッチの矯正として使うのもいいなと思う。

 無刻印モデルを選んだ理由はもう一つある。

 それは、キーマップを変更するのであれば、刻印が邪魔になるのではないかと考えたことだ。

 キーマップを変更すると、刻印されているキーに対して変更を行うことになり、結果として刻印されているキーと割り当てたキーの役割は異なってくる。

 ということは、刻印されている方が逆に混乱を招きやすいということになる。

 事実、キーマップを写真として保存しておけば、実はあまり困らない。

 自分にしか使えないギアを使う幸福感は、無刻印モデルだからこそ味わえるものだと思う。

プロフェッショナルからも愛される一品

私もしかり、プログラマーのようなプロフェッショナルから愛されるのも、品質が良い証拠ですよね。

 最後に総合してプロフェッショナルから愛されるくらいに品質が良いということを紹介する。

 HHKBの高いカスタマイズ性、ずっとタイピングしていたい心地の良い音、そして何よりずっと使える設計になっている。

 これらを総合して、プロからも愛用されるものなのだろうなというのが使っててもわかる。

 買う前から「このキーボードは一生物だ」と思い購入を行ったのだが、手にした今でも使用している時に心躍る良さをひしひしと感じている。このキーボードは本当に質が良い。

 動画のクリエイター、ブロガー、プログラマーに限らず、その他パソコンを使用する仕事であれば、このキーボードをお勧めしたい。

 買うと仕事がちょっとでも楽しくなる最高のガジェットだと思う。

まとめ

 いかがだっただろうか。

 少しでもHHKBの良さが伝わったのであれば、それ以上の嬉しみはないと思う。

 好きキーボードライフを送ってみてくださいね。

 それではまた次回。

【Kazyの日常】管理・運営人
Kazy・かじー

 クリエイティブな事が好きなITエンジニア。

 2020年にトロント🇨🇦に1年間語学留学したのち、日本と海外の情報格差を認知。

 50年後に生きる情報を発信しようと決意。

 2020年10月にブログ『Kazyの日常。〜Having a Better Life〜』を開設。

 2024年現在で4年目のブロガーとなり、通算530,000PVのブログとなりました。

 好きなバイク・DIY・カフェ・自己啓発などを主に執筆。

 多数のコメントをいただきながら、楽しく毎週執筆をさせていただいております。

 皆様のコメントやDM、お待ちしています。

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