今回は、私の愛車が当時なぜ不人気だったのかを話していくよ!
こんにちは、こんばんわ。Kazyです。みなさま元気にされてますでしょうか。
みなさまにおひとつ質問です。
「愛車との暮らし、愉しまれてますか?」
私の愛車はYamaha SRV250 Renaissaという1997年のバイクになります。私はその質問に対しては、大変愉しんでおります。近くのカフェに行ったり、少し遠く200kmを1日で乗ったり。
そんな私の愛車、SRV250というバイクは当時、とても人気が無く、いわゆる不人気車と言われていた部類になります。
今、私がオーナーとしてSRV250は私の愛車でもあり、とてもいいバイクだと思いいます。
今回は、なぜ当時不人気だったのかというのをSRV250オーナーとして正直に話していこうと思います。
それでは本日のコンテンツです。
〜 今回のコンテンツ 〜
YAMAHA SRV 250 / Renaissa ってどんなバイク?
まずお話ししてくのは、SRV250 Renaissaがどんなバイクだったのかという話題についてです。
そもそもSRV250を知らないという方、かなりいらっしゃると思うので、そちらの方から説明していきたいとおもいます。
SR400の兄弟
SRV250というバイクは、もともと名車『SR400』の兄弟分として登場しました。SR400のクラシックさを引き継ぎ、エンジンを250ccV型エンジンにしたものと考えてもらって結構です。
エンジンは、同じくYAMAHAのビラーゴ250と共通になっています。
1992年、型式『4DN』として、YAMAHAからSRV250は発売、誕生しました。その5年後、テイストを少し変えて、イタリアンなカフェレーサーとして発売されたのが、SRV250 Renaissaとなります。
SRV250の後継ぎ役
主な変更点は、大きく見てタンク、サイドカバー、ホイールなどです。
初代SRV250に使われていたアルミのホイールは、スチールメッキに変わっていて、若干のコストダウンが図られています。
そう。SRV250が売れなかったために、Renaissaとして売る時に採算を取るためにコストダウンが図られているんです。
しかし、コストダウンが図られましたが、結局売れませんでした。理由はなぜかと言うのはわかっていません。今、私が所有して何個かは理由らしき物は見つけることができたんですが。
これがSRV250 Renaissaの忌まわしき過去という感じでしょうか。
なぜSRV250 Renaissaは売れなかったのか。
次に話していくのは、本題のなぜこのバイクは当時売れなかったのかという話題についてです。
単刀直入に申します。
「SRV250は中途半端な存在だったから。」
これに尽きると思います。
時代の葛藤
なぜこうなるかと言うと、当時1990年台、いわゆるレーサーレプリカ時代ですよね。いかに速く峠を攻略するのか、レースを攻略するのか、そういったのが民衆の需要だったんです。
当時はFRPのカウルに身を包まれた2ストのバイクがまだ流通してたり。
250ccV型2気筒を載せたバイクというのは需要がなかったんだと思います。
SRV250はいくらツインキャブを載せたとしても、それらのレーサーバイクに敵うわけがありません。よく言われるのがSRV250はスピードを出さずして楽しいバイクと言われているのがこの所以だと思います。
そこで、ゆったりと走りたいような人に向けたバイクを想像してみました。
スピードが不必要なバイク
SRV250はスピードを必要としない鼓動感を味わえるバイクであると認知しています。
しかし、その当時から現代まで根強くファンがつくほどの名車が存在しました。それはSR400です。
SR400は400cc単気筒エンジンのため、鼓動感を味わえ、人気車両がためにカスタム部品も多く、普通自動二輪免許を持っているなら、わざわざ250ccのバイクに乗る必要がなかったんだと思います。そして、その人気は今でも続いているのですから。
250ccなのにV型のエンジンを搭載しているためメンテナンス性が悪く、キャブの燃調も2つ取らないといけない。点検部品も必然と増える。そりゃSR400には敵いません。
出る時代を間違えた
SRV250は当時、とっても微妙な立ち位置だったんです。何度もモデルチェンジをしてもほとんど売れずに、不人気車両として歴史に名を残しています。
しかし、今では250ccのV型エンジンがとっても気に入って乗られている方も多いと思います。今では評価されるんです。
そう。「今では」
SRV250 / Renaissaは登場する時代を間違えたんです。
『未来を見越しすぎた美しいバイク』
「SRV250 Renaissaは今では評価されている。」
なぜこう思うのかを話していきましょうか。ここからは現代を生きる私だからわかるSRV250の魅力に触れていきたいと思います。
温かみを感じるバイク
まず、私が率直に感じたことを話してきます。
それは何かというと
「温かみを感じることができる」
ということ。
どういうことなのかというと、一年前に投稿した納車の際に執筆したブログに書いていますが、キャブ車であるということが挙げられます。現代のバイクのFI車だとなんだか冷たいんです。
60kmを走った時のあのドコドコ感。高速巡航時には不快な振動が無くなり、CRキャブによるスムーズなエンジンフィーリング。自分の手によって操縦している感が味わえる全てが完璧なエンジンなんです。
今のバイクに250ccのV型エンジンを搭載している車種はあるでしょうか。全てのエンジンが並列2気筒、並列4気筒、単気筒。
SRV250のエンジン周りは特に独特かつ最高なんです。
カフェレーサーとしてのルネッサ
他にもいい点はあります。それは何かというと、「カフェレーサーにカスタムした時に美しく映える」ということです。
カフェレーサーにはあるスタイルの共通点というか、しなくてはいけないことがあります。それは何かというと、平行線をたくさん作ること。
SRV250のどこがカフェレーサーとして良いかという話なんですが、それはエンジンと並行な部分が多いということです。
前バンクエンジンはリアサスペンション、フレーム。逆に後バンクだとフロントフォーク、フレームが平行になります。それぞれ金属のような光沢を放っているのでとにかく美しく平行線が描けるんです。
また、これはわたしのカスタムだけにしか適用できませんが、バイク全体が流線型を描いているんです。これは楽器メーカーのYAMAHAにしかできないことだと思っています。美しすぎるんです。
高級感のあるメッキパーツ
現代だと、メッキパーツを多く使うなんてことも無くなりました。ほとんどプラスチック素材かFRP素材になっています。
これが一番言いたいことなんですが、現代のバイクはおもちゃに見えるんです。プラスチック感が歪めない。
金属パーツをふんだんに使ったバイクなんてあまりないです。250ccクラスだと本当にSRV250くらい。
そういった意味で言うと、私はRenaissaがアルミホイールじゃなくてメッキホイールでよかったなって思っています。昔のカフェレーサー感がすごく出ているんです。なんなら滲み出てる。
今の時代にこのバイクを出したら絶対に売れるだろうなと、心から思います。
出る時代が30年早かったんです。
最後に
いかがだったでしょうか。
SRV250 Renaissaがなぜ当時不人気車種だったのか、今では全く予想がつかない理由をオーナーとして、愛車として語っていきました。
今販売されると必ず売れるであろうV型2気筒のエンジンが奏でる官能的なサウンドは、現代に生きる昔のバイクとして誇らしく思っています。
「今販売されたら良いのか。」とは違う昔のバイクだからの良さは引き継いでいきたいと思います。
愛車のある暮らしは、私の人生そのものを構成する要素。
こころからそう思える良いバイクです。
今回はここまでにしたいと思います。
ご覧いただきありがとうございます。それではまた次回。
クリエイティブな事が好きなITエンジニア。
2020年にトロント🇨🇦に1年間語学留学したのち、日本と海外の情報格差を認知。
50年後に生きる情報を発信しようと決意。
2020年10月にブログ『Kazyの日常。〜Having a Better Life〜』を開設。
2024年現在で4年目のブロガーとなり、通算530,000PVのブログとなりました。
好きなバイク・DIY・カフェ・自己啓発などを主に執筆。
多数のコメントをいただきながら、楽しく毎週執筆をさせていただいております。
皆様のコメントやDM、お待ちしています。
コメント
srv250めっちゃかっこいいですね!
初心者なんですが、1台目で買ってみようかなあ〜
コメントありがとうございます!!SRV250、本当に格好いいバイクだと思います!
一台目のバイクとしてSRV250はとてもおすすめです〜!