今回は、初心者におすすめの普段使い用NDフィルターのUrth ND2-32を紹介します。
みなさん、こんにちは、こんばんわ。Kazyです。
この記事を見てくださって、開いてくださりありがとうございます。
初めに、画面の前で見てくださっているあなたに質問です。
「NDフィルター、ちゃんと使っていますか?」
NDフィルターの存在を知らなかったり、種類が多すぎて何を買えばいいのかわかないし、どうやって使っていいのか分かりませんよね。
私も、NDフィルターは複数種類持っていいて、用途によって使い分けるのですが、種類が多すぎて分からなくなったりしてしまうことが多々あります。
種類が多いのはいいのですが、やはり使い方が難しかったり種類選びに戸惑うので、NDフィルターは買わないという選択肢になる方もいます。
そうならないように、今回はND2-32という普段使いにはうってつけの可変NDフィルターを紹介しています。
可変式のNDフィルターを使うことで、SS(シャッタースピード)を長くしたり、カメラ独特の空気感を味わえる写真を取ることができるでしょう。
何よりND2-32なので、つけっぱなしにしても問題なく使用できるという初心者にも嬉しいNDフィルターです。
お待たせしました。それでは、今回のメインコンテンツを紹介していきます。
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~ 本記事のコンテンツ ~
NDフィルターとは??
さて、まず第1章としてお話しするのが、NDフィルターとは何かということについて。
ここでは、NDフィルターの原理や必要性を探っていきたいと思います。
- NDフィルターとは何なのか
- 何をするために使うのか
- NDフィルターが無いとどうなるのか
- NDフィルターの種類とは
それでは一つ一つ紹介していこうと思います。
NDフィルターとは何なのか
NDフィルターって、実際何なのでしょう。
さて、まずお話ししていくのが、NDフィルターについてです。
あなたはNDフィルターが何なのか、知っていますか??端的に一言で言うと
「光の採光量を調整してくれるフィルター」
のことを指します。
もっとわかりやすく言うと、カメラのレンズにサングラスをつけているイメージです。
よくみなさんは、眩しいと目を窄めたり、サングラスをかけたりしないと目に光がたくさん入りすぎて辛くなりますよね。
実は、その眩しい現象がカメラも同じように起こってしまいます。
カメラはなるべく光を入光させないようにするために、目を早く閉じようとします。
しかし、カメラ君、サングラスをかけていると、その分目を眺めに開けることができるのです。
眺めに開けることができると、その分様々なメリットが生まれてきます。
NDフィルターはカメラにとってサングラスをかけているような物で、光が多い箇所ではあった方がいいものになります。
何をするために使うのか
NDフィルターは結局採光量を調整するために使います。
さて、次に説明していくのが、NDフィルターの用途についてです。
NDフィルターはよくカメラマンの準必需アイテムとして用いられる物ですが、実際はかなり必要なものになります。
例えば先ほど例に挙げたように、採光の量を変えたりするのが主な用途なのですが、他にもたくさんあります。
例えば、写真の色味調整。
暖色系や寒色系に色味を変更したり、コントラストを調整したりすることもできます。
写真家がよく様々なNDフィルターを持っているのはそのせいです。NDフィルターを変えて、写真の色味を変更するのです。
NDフィルターは採光量を変更するのはもちろん、コントラストを変更したり、色味を変更したりすることができるのです。
NDフィルターが無いとどうなるのか
採光量等を変更できるNDフィルターが無いとどうなるのでしょうか。
さて、次に紹介するのが、NDフィルターの必要性について。
先ほど、私はNDフィルターのことは、カメラマンからして準必需アイテムという形で紹介しました。
では、実際に、この準必需アイテムのNDフィルターが無いとどうなるのでしょうか。
端的に申し上げると、スマホの写真見たいにのっぺりと空気感がなくなってしまいます。
理由は、入る光の量が多すぎて、白飛びしてしまったり、それを防ぐためにF値を上げないといけません。
つまり印象的な写真が撮れなくなってしまうのです。
NDフィルターを付けないと、カメラ君は眩しすぎて目を一瞬しか開けることができません。その一瞬で目に映っている風景を認識できないのです。
そのため、コントラストは低く、解像度も低い、空気感がないようなスマホで撮ったような写真になってしまいます。
NDフィルターの必要性として、最近のカメラだとボディの内部に電子NDフィルターとしてデフォルトでついているものもあります。
それくらい、NDフィルターというのは大事なのです。
NDフィルターがないと、採光量が過多すぎてカメラのセンサに多く光が入ってしまい、スマホのようなのっぺりした写真になってしまうのです。
NDフィルターの種類とは
NDフィルターは性質上、たくさんの種類のものがあります。
さて、NDフィルターの説明の最後は、NDフィルターの種類についてです。
実際、NDフィルターは性質上、たくさんの種類が存在します。
NDフィルターは色温度やコントラスト、採光量を調整するためたくさんの種類があります。
例えば、NDの値について。
NDの数値が大きくなればなるほど、採光量をカットする量が多くなり、暗くなります。
また、NDの数値を変更できる「可変ND」と、変更できない「固定ND」というのもあります。
実際、初心者の方だったら必ず可変のものを選んでいただきたく、また、NDの値が小さいものを選ぶべきだと思っています。
理由は、今使っているカメラと原色があまり変わらず、SSやコントラスト等も大きく変わらないため、シャッターを押すときに想像がつきやすいためです。
NDフィルターはNDの値の振れ幅、可変と固定、色温度やコントラストの映り方が様々なため、必然的に種類がたくさんあります。
- NDフィルターはカメラにサングラスをかけるようなもの
- NDフィルターはカメラに入る採光量を調整する
- NDフィルターが無いと、のっぺりとしたスマホのような写真になる
- NDフィルターは色温度を調整できる
NDフィルターを使うメリット&デメリット
さて、第2章として紹介していくのは、NDフィルターを使うメリットとデメリットです。
NDフィルターを使うメリットは想像がしやすくたくさんあるとは思うのですが、意外にもデメリットも存在します。
それではまずメリットから紹介していこうと思います。
NDフィルターを使うメリット3選
まず、紹介していくのがメリットについてです。
メリットは3点挙げられます。
- 採光量を調整し、色味を調整できる
- 印象的な作品を作ることができる
- 写真がもっと好きになる
それぞれひとつづつ紹介していきましょう。
【1】採光量を調整し、色味を調整できる
採光量を調整し、色味を調整することができるのはNDフィルターならではのメリットです。
メリット1つ目は、先ほど紹介した採光量を調整することができるということについてです。
メリットの基幹となるようなとっても大切な特徴の一つです。
NDフィルターが無いと、逆に困ったことになります。
SSを調整したり、露光量を調整したり、ISOを調整したり、F値を変更するようなことになったり。
たとえば、こういう場合はいかがでしょう。
晴れの日14時、カメラマンとしてポートレート撮影をしています。
ポートレート撮影なので、F値は2.0、ノイズを減らしたいのでISOは100以下。
さて問題です。このような場合、SSは一体いくらくらいになるでしょう。
正解は、1/4000 ~ 1/8000くらいになります。
これでは、一瞬しかシャッターを切ることができず、コントラスとや精細さに欠けた写真が出来上がってしまいます。
なるべくポートレートを撮る時は1/100 ~ 1/300くらいが望ましいのです。
がしかし、NDフィルターが無いと、先ほどのよく無い写真を撮る他なくなるのです。
NDフィルターを付けることで採光量を調整し、場面に応じた対応ができるようになるのです。
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【2】印象的な作品を作ることができる
印象的な写真を作るためにはSSにこだわりを持たないといけません。
さて、2つ目に紹介するのが、NDフィルターを使うと印象的な写真を撮ることができることについて。
先ほどから申し上げているようなメリットを駆使して実際に使ってみた時に感じるメリットの一つです。
NDフィルターは採光量を調整するので、SSを落とすことができ、被写体の色をカメラのセンサに届けることができます。
先ほどの例からすると、ポートレートを撮るときには必ずSSは1/100 ~ 1/300が望ましいと言いました。
しかし、実際にどのような写真が撮れるのか、想像したことはありますか??
NDフィルターを使うとトロっと、髪の毛一本一本精細に、黒の色を黒としてセンサに届けることができます。
まるで、トゲがなくなって丸くなったように。
景色さえも、人物さえも、全ての被写体を美して写してくれます。
【3】写真がもっと好きになる
NDフィルターを使い始めると、写真がもっと好きになります。
さて、最後にメリットとして紹介するのが、写真がもっと好きになることについて。
実際、私はNDフィルターを購入して半年経ちましたが、日に日に愛用機で写真を撮ることがで好きになっているのを感じてきています。
SSを 1/8000にすることなく撮る昼間のポートレートは最高に楽しくなります。
私の場合、いつもRAWで撮っているので、後に行うカラーグレーディングでの作業が何よりも楽しく、NDフィルターの存在にいつも驚かされます。
写真を撮って、編集をするたびに「あ、いいなこの写真」って思える写真ばっかり撮れるような感じです。
1年前くらいに、私はカメラに飽きてしまっていたんですが、新しい境地に立てて再度写真にハマりつつあるのが、現状です。
写真に飽きてしまったり、せっかく良い一眼レフを持っているのに、センサーサイズの利点を活かせていない方にぜひお勧めしたいと思っています。
NDフィルターを使うメリット2選
そして、次に紹介していくのが、NDフィルターを使うデメリットについて。
私が使用していて、少々気になるデメリットについて紹介しようと思います。
- 可変NDフィルターは濃度ムラができてしまう
- 一つ一つの値段が高いから手が出しにくい
それではそれぞれ見ていきましょう。
可変NDフィルターは濃度ムラができてしまう
ものによっては、安い可変NDフィルターを使うとムラができてしまう場合があります。
さて、ひとつ目のデメリットとして紹介するのが、濃度ムラについて。
可変NDフィルターは、原理を紹介したように光の採光量を調整することができるのですが、実際は光を一部だけ通すガラスを2枚用いて作られています。
例えば、ガラスAとガラスBはそれぞれ違う光を通すガラスだと思ってください。下の図を見ていただけたらわかると思います。
上の図としては、NDの値が小さいとき、つまり光の透過率が高い時を表しています。
Aのガラスからしっかりと光が入ってきて、それをBのガラスに入光し、そしてそのままカメラの方へと光を運んでいます。
採光の方法としては、一番明るい方法が上記の図になります。
しかし、次は少しBを下にずらしてみるといかがでしょうか。
入ってきた光はAとBから構成されている2枚のガラス間で透過率が下がり、カメラに届く光の量は少なくなったと思います。
これが可変NDフイルターが採光量を調整できる仕組みです。
しかし、ここで問題なのが、2枚のフィルターを用いるので、ちゃんと設計されていないNDフィルターだと濃度ムラができてしまうのです。
良くないNDフィルターは、ある箇所は光の透過率が高く、ある箇所では透過率が低いということが起こります。
なので、可変NDフィルターを選ぶときは、濃度ムラができていないかどうか判別しながら選ぶ必要があるのです。
一つ一つの値段が高いから手が出しにくい
一枚一枚の価格が高いのは、なかなか手が出にくいですよね。
さて、次に紹介するデメリットは価格の高さについて。
NDフィルターというのは、ある種かなり高価なガジェットの一つで、カメラマンでも買うか買わないかという話がよく出るくらいです。
そのか価格というもの、安くても一枚¥5,000くらいはするでしょう。高ければCanonさんが出している¥40,000のNDフィルターというものも存在しています。
なので、正直NDフィルターを買うときは、かなり手が出しづらいです。
たかがフィルター、されどフィルターということで、一番買うか迷うガジェットの一つとして認識しています。
ただ、一回使うとNDフィルター無しの生活には戻れないくらい素晴らしいガジェットであることは間違いありません。
今回初回するNDフィルター「Urth ND2-32」は価格が¥10,000以下であり、可変NDフィルターにしては性能・価格が他に比べて優秀です。
写真を愛す人生を送りたい人が機会を損しないために、Urth ND2-32を手にしない他ないでしょう。
《レビュー》Urth ND2-32
さて、次に第3章として紹介するのが、実際にUrth ND2-32を使った時のレビューです。
私が、このUrth ND2-32を買った理由等を説明していこうかと思います。
- なぜ購入したのか
- 実際に使ってみて良いなと思った点
- 実際に使ってみて良くないと思った点
- OMD-EM5 mkⅡとの相性
それでは一つ一つ見ていきましょう。
なぜ購入したのか
購入した理由って意外に複雑だったりするんですよね。
さて、まず紹介するのが、なぜ購入したのかということについて。
私が、NDフィルターの必要性を認識し始めたのは、逆光の撮影をし始めた頃でした。
その頃、逆光を撮影することにハマっていた私なのですが、よくSSが愛機のOMD-EM5 mk2の上限のSSの1/8000を多用していることがわかりました。
その時、1/8000のSSで撮った写真ってなんだかスマホで撮ったような写真とあまり変わらないという問題点がありました。
そうして、その対策を練っている時、あるときにNDフィルターの存在を思い出したのです。
「NDフィルターだったらSSを落とすことができるんじゃない?」と。
そうして、調べ始めたのですが、やはり種類が多く、何を買えば良いのかわからな買ったんです。
そして何より、一枚一枚の価格が高い。フィルターたったの一枚で¥10,000台のものがたくさんありました。
そこで、私は、コスパのいいNDフィルターを探し始めました。
そうしてやっと見つけたのが、Urth ND2-32だったのです。
実際に使ってみて良いなと思った点
私の愛機に装着後、使用すると良い点がいっぱい見つかりました。
さて、実際に使ってみて良いなと思った点について紹介しようと思います。
- 値段が抑えられていること
- ND2〜ND32という普段使いにちょうどいいND
- 可変NDなのに濃度ムラがあまりない
それではひとつひとつ見ていきましょう。
値段が抑えられていること
やはり価格が抑えられているのはいいことですよね。
まず第一にいいなと思ったのが、価格が抑えられていること。
私が使用しているレンズに合わせて46mmのサイズを購入したのですが、¥8,000で購入できちゃうんです。
ふつう46mmサイズのNDフィルターで同じような性能を持っているNDフィルターは必ず¥15,000くらいするんです。
がしかし、このNDフィルターは¥8,000という価格で買えちゃうのです。
値段が¥8,000というのは、プロだけでなくアマチュアにも購入できやすい価格ということがわかります。
ND2〜ND32という普段使いにちょうどいいND番号
最高でもND32というのがまたちょうどいいですよね。
そして、次に紹介するのが実際の使った時のNDの値について。
NDの値に関しては、ND2〜ND32で、普段使いにはもってこいのレンジとなっています。
ND2の場合、透過率がすごく高いため、あたかもつけていないかのような感覚で使うことができます。
逆に、MaxのND32の場合は、逆光でF1.7、SS1/200くらいを確保できるくらいのフィルタリングになります。
逆光の撮影や、夜の流し撮り、そして普段のポートレート撮影まで幅広く使用できるのがこのUrth ND2-32の特色になります。
可変NDなのに濃度ムラがあまりない
濃度ムラができにくいのはとてもありがたいことですよね。
さて、3つ目のメリットとして挙げられるのが、可変NDなのに濃度ムラがあまりないということについて。
Urth ND2-32を購入して、一番メリットとして感じたのはこの点かもしれません。
普通、¥10,000を下回る価格帯のNDフィルターは濃度ムラが必ずできるような作りになってしまっているものが多いです。
そして、¥10,000を上回る価格帯のNDフィルターでも濃度ムラができてしまうものもあります。
その中で、Urth ND2-32は¥8,000という低価格にも関わらず、濃度ムラがほぼなく、あたかも高級NDフィルターを使っているような感覚になります。
私も、友人に高級NDフィルターを使わしていただいたのですが、実際Urth ND2-32も同じような性能を持ち合わせているということに気づきました。
なので、Urth ND2-32はあたかも高級NDフィルターのような濃度ムラの無さが特徴の可変NDフィルターなのです。
実際に使ってみて良くないと思った点
実際に使ってみて微妙な箇所もあったので共有しておきます。
さて、次に紹介するのが、実際につかてみて微妙だなと感じた点について。
良いところを見ると全てが完璧そうに見えるUrth ND2-32なのですが、やはり多少気になるところはあります。
- ND32で物足りない時がある
- NDの値が高いことを忘れて撮影してしまう
それではひとつひとつ見ていきましょう。
ND32で物足りない時がある
真夏の炎天下や、太陽の光が多い時などは、やはりND32では物足りないなと感じることがあります。
さて、ひとつ目が、上限のND32では少々物足りなさを感じる時があるということについて。
実際、このようなシチュエーションになるのが、すごく特殊な場合です。
太陽からの直射日光が入るような場合、夕方でF値を最小にして流し撮りをしたいといったシチュエーションです。
ND32でもこれらの場合には問題なく使えるのですが、やはり本当に精密に写真を”創る”場合はND64くらいあってもいいのではないかと思います。
マイクロフォーサーズの愛機でのND32の感想なので、フルサイズに関してはもっと必要なのかもしれません。
しかし、愛機でそのようにもう少しNDの値が欲しいような状況がもう生まれているので、そこだけ少し惜しいなと思ってしまいました。
NDの値が高いことを忘れて撮影してしまう
ついNDの値が高いまま暗い撮影をしてしまう場合があるので、慣れが必要ですね。
さて、次に紹介するのが、可変NDフィルターだからこそのデメリットについてです。
私は、今年の2月にUrth ND2-32を購入しずっと愛機のOMDーEM5 mk2に装着しています。
がしかし、全く慣れないもので、ついND32のまま順光のポートレートを取ってしまい、ISOが高い写真ができてしまうことが多々ありました。
なので、この問題を解消しないといけないのですが、可変NDフィルーターなので、取り外しすることなく常につけているということもあり、やはり忘れてしまうのです。
判断基準として、極単にSSが長かったり、ISOが高かったり。
気づけば良いのですが、可変NDフィルターで常に装着できる便利さゆえの不便さが生まれてしまうというトレードオフの関係ができてしまいました。
なので、やはりNDフィルターを装着し、NDの値を無意識に見るというのは慣れが必要でしょう。
OMD-EM5 mkⅡとの相性
次に、私の愛機オリンパスOMD-EM5 mkⅡに装着しているLumix 20mm F1.7との相性、気になりますよね。
さて、次に紹介していくのが、相性問題について。
マイクロフォーサーズしか利用していないのですが、簡易的にレビューしようと思います。
結論から申し上げると、全く問題なく、普通に使えています。
マイクロフォーサーズはセンサーサイズが小さく、比較的相性問題は起こりにくいというハンデはありますが、問題が起こらないのは素晴らしいことだと思います。
また、ND 32の時にしっかりと減光でき、SSを落とすことができるかという問題については、SS 1/4000くらいのシーンにおいて、SS1/100くらいにでいているので、この点も問題ないと思われます。
Urth ND2-32は愛機のOMD-EM5 mkⅡとの相性が良く、ちゃんとしたポートレートを撮るために毎回愛用しているガジェットになりました。
NDフィルターの使い方
さて、次に第4章として紹介するのが、NDフィルターの使い方です。
基本的なカメラ操作ができていることを前提に話していくので、もしわからなければご自身の実機を手元に置いてやってみてみてください。
それでは、ポイントを絞って紹介します。
- 【絞り優先モード】ポートレートを撮る
- 【絞り優先モード・SS優先モード】夜の夜景を撮る
- 【マニュアルモード】自分の好きな方法で撮る
それではひとつひとつ見ていきましょう。
【絞り優先モード】ポートレートを撮る
絞り優先モードにするとSSを自動で設定してくれるので、NDフィルターの強みを活かすことができます。
1つ目に絞り優先モードを用いた写真の撮り方を説明します。
色々やり方はあるのですが、一番簡単な方法を紹介しようと思います。
基本的には、絞り優先モードでNDフィルターの強みはF値が低い時に発揮します。
まず、絞り優先モード(Aモード)にモードを切り替え、被写体をどれほどの深度で撮影するかを決定します。
そしたら次にSSが狙いの数値になるようにNDフィルターを回して調整していきましょう。
絞り優先モードはSSが自動で切り替わる設定なので、採光量を調整するだけでSSも自動で切り替わります。
この際、気をつけて欲しいのは、SSは早くなるのではなく、遅くなることです。NDフィルターの数値を上げればあげるほど暗くなるので、SSは遅くなります。
なので、早くしたいのであればISO感度を上げるようにしましょう。ただし、ISOを上げるとノイズが多くなることにも注意しましょう。
絞り優先モードでは、絞り(F値)を設定した後、狙い通りのSSに近づけるようにNDフィルターで調整してきましょう。
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【絞り優先モード・SS優先モード】夜の夜景を撮る
夜の風景を美しく撮るための方法は意外に難しいのです。
さて、次に紹介するのが、夜景を美しく撮るという方法についてです。
端的にお伝えすると、カメラを三脚に固定したのち、SSを5s以上の長さに設定して撮影を行うという方法になります。
具体的な方法を紹介します。
まず、カメラの設定をSモード(SS優先モード)、またはAモード(絞り優先モード)にしましょう。
この際、SモードはSSを自分で設定することができ、自動で絞り値を設定してくれるモードになります。
夜景を撮るのに、パキッとした写真を撮るだけだったらスマホでいいのですが、トロッとした写真を撮るのはこのモードを使いましょう。
まず重要な点は、ISOは最高でも1600、SSは短くて4sくらいを目処に調整しましょう。
NDフィルターは夕方に近い夜景や、都会などの光が多い場所で撮る時に重宝します。
AモードでF値を設定するとSSが4秒より早くなったり、SモードでSSを4sにするとF値が最大でも明るすぎたり。
そういう時にNDの値を調整し、数値を上げます。
すると、入ってくる光の量が単純に減るので、構図を崩すことなくSSを落とすことができます。
明るい場所でトロッとした夜景写真を撮る時、SSを下げるためにNDフィルターは大活躍してくれます。
【マニュアルモード】自分の好きな方法で撮る
好きな設定で。全て自分の数値で写真を撮っていきましょう。
さて、最後に紹介するのが、マニュアルモードでの撮影です。
マニュアルモードはその名の通り、ISO値以外を全て自分で調整するモードになります。
明るすぎないようにNDフィルターを調整して、SSが速い写真、遅い写真をそれぞれ自分好みに撮っていきましょう。
マニュアルモードで撮影するのは、初心者の方にはお勧めしませんが、一段レベルを上げたかったらこの方法も試してみるのもいいと思います。
元々、古来からあるカメラは、全てマニュアルモードでした。
なので、ノスタルジックに写真を楽しみたい方は、マニュアルモードにてカメラを楽しむのも一つの手段だと思います。
ISO, F, SSを決めていき、最後にNDフィルターを用いて最高量を調整して自分好みの写真を撮っていきましょう。
作品例
さて、次に紹介するのが、作品例について。
夜景の写真はないものの、日中の写真はいろいろあるので、そちらを紹介していこうかと思います。
今回は、シーン別に6枚の作品例を紹介します。
作品例①:日中でISO値を限界まで上げてみる
日中でISO値を限界まで上げるなんて、普通はあり得ないですよね。
40mm(35mm換算) | ISO25600 | f3.2 | 1/6400s
さて、まず1枚目はこちらの写真から。
フィルムカメラのザラザラ感を再現するために、ISOを25600まで上げて撮影してみました。
写真のように、かなりコントラストは薄くなりますが、その分どこか懐かしいような雰囲気を醸し出してくれる写真になっています。
NDの値は最大の32を用いて撮影しています
作品例②:夕方に逆光で写真を撮る
逆光の撮影は、NDフィルターがかなり活かされる場面の一つですね。
40mm(35mm換算) | ISO200 | f1.7 | 1/200s
次は、逆光での撮影のシーンです。
f1.7の撮影だったのですが、NDフィルターがあるおかげでSSを1/200sまで遅くすることができました。
おそらく、いつも通りNDフィルターがないシーンでは、SSは1/4000くらいな気がします。コントラストが下がりあまり良くない写真ができそうです。
こういう時にでもNDフィルターをちゃんと用いることによって、コントラストがはっきりして作品としても一段いいものに仕上がります。
作品例③:準逆光の状態で被写体を撮る
ほぼ逆光に近い状態で被写体を撮影するときにもNDフィルターは活躍してくれます。
40mm(35mm換算) | ISO200 | f2.5 | 1/125
さて、次に紹介するのが、ほぼ逆光の状態で被写体を撮影するというもの。
正直もう仕上げると逆光でこういう写真を撮ることはあまりよしとされていなくて、影の部分が多くなり、黒潰れした写真になってしまいます。
その理由はかなり明確で、マイクロフォーサーズではSSが早すぎるというのが問題の根源としてあります。
なので、SSを遅くしてあげることによって、順光ほど色のりはよくありませんが、その分いい味を出してくれる写真に変わります。
先ほどの「使い方」のところでも紹介した通り、NDフィルターを用いるとSSを遅くすることができるので、この写真はNDフィルターありきの写真となります。
作品例④:1/8000sでは出ないトーンが出た風景写真
NDフィルターがあるおかげで1/320sまで落とし込むことができました。
40mm(35mm換算) | ISO200 | f2.5 | 1/125
さて、次に紹介するのが、こちらの風景写真について。
正直、この写真を撮ったときは私も驚きました。
SSがNDフィルターの値を32に引き上げたとき、SSが1/8000sから1/320sまで遅くなったのです。
このおかげで、色のりがはっきりした写真になりました。おそらくNDフィルターを入れていなかったら、スマホで撮ったような安い写真になっていたと思います。
この写真のいいところは、全ての色が均等に入っているところ。ちゃんと出て欲しい色がしっかりと乗ってくれています。
NDフィルターはSSをこれほどにまで遅くすることができる優れものなのです。
5
作品例⑤:ポートレート撮影でf値を下げる
ポートレート撮影ではやはりNDが少しでも入っているとf値を下げることができます。
40mm(35mm換算) | ISO200 | f1.7 | 1/60
さて、次に紹介するのが、少しトロッとした写真について。
SSが1/60sというかなり遅めの写真になっています。
ここまでSSを遅くすることによって、ドライフラワーの色を鮮明に再現する色のりを実現することができます。
実際に、この写真ではNDを10くらい入れて撮影していますが、入れていなかった場合は、1/200sくらいの速度だと思います。
いい感じに発色している写真が出来上がりました。
作品例⑥:側光での撮影で影を綺麗に撮る
側光を採光すると、影の部分の再現が難しくなる傾向があります。
40mm(35mm換算) | ISO200 | f1.7 | 1/80
さて、次に紹介するのが、こちらのバイクの写真について。
こちらの写真は、側光を採光している写真となります。
側光の難しいところは、SSやf値を上手に設定してあげないと、影の部分が潰れてしまいます。
その分編集にてコントラストを下げると影が美しく出るのですが、逆に全体の発色が悪くなってしまいます。
なので、NDフィルターを入れてあげて、理想なSSとf値に設定してあげることによって、初めから影を綺麗に撮ることができます。
まとめ
ここまでNDフィルターの必要性、Urth ND2-32のレビュー、NDフィルターを用いた作例を紹介をしました。
いかがだったでしょうか。
Urth ND2-32は、NDフィルターとしてとても優秀なNDの値であり、また作例を見て分かる通り素晴らしいトロッとした写真を撮ることができます。
そして、何より、カメラを買って2年くらいたった初心者の方に、NDフィルターの必要性と使い方を伝えられらことを光栄に思いっています。
これからのカメラとの生活、愉しみましょう。
ありがとうございました。
今回の投稿はここまでになります。
ご覧いただきありがとうございました。それではまた次回。
クリエイティブな事が好きなITエンジニア。
2020年にトロント🇨🇦に1年間語学留学したのち、日本と海外の情報格差を認知。
50年後に生きる情報を発信しようと決意。
2020年10月にブログ『Kazyの日常。〜Having a Better Life〜』を開設。
2024年現在で4年目のブロガーとなり、通算530,000PVのブログとなりました。
好きなバイク・DIY・カフェ・自己啓発などを主に執筆。
多数のコメントをいただきながら、楽しく毎週執筆をさせていただいております。
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