今回は、2017年に発売されたXperia XZ1 Compactを音楽プレイヤーとして使用したレビューを紹介するよ!
みなさん、こんにちは、こんばんわ。Kazyです。
今回は、私が先日、DAPの代用として中古スマホのXperia XZ1 Compactを購入したので、そのレビューとして紹介していけたらと思っています。
それでは今回のコンテンツです。
〜 今回のコンテンツ 〜
なぜXperia XZ1 Compactを選んだのか
まずお話してくのが、なぜこの機種を選んだのかというお話について。
理由としては、先日、Android版のAppleMusicがHigh-Res Losslessに対応しました。このHi-Res Losslessというのは、調べると一瞬でわかりますが、要するに、サブスクで聞いている音楽が今までよりもめっちゃ高音質になるというものです。
その後、Hi-Res Lossless 24bit/192kHzの音源をどうやって聴こうかと試行錯誤しました。最低でもLDACやAPT-Xのコーデックに対応したDAPとイヤホンが必要になるので、環境構築としてはすごく難易度が高いものでした。
iPhoneのAACコーデックでは物足りない
せっかくならHi-res Losslessを楽しみたいですよね。
これまで、私は、iPhoneやAppleWatchなどのApple製品で音楽を聴いていたのですが、やはり音質にこだわりを持ってしまうと、AppleのAACのコーデックだと、物足りなさを覚えてしまいました。
というわけで、DAP探しに出たわけです。
まず初めに考えたのが、Walkman A105です。OSとしてAndroidが入っており、AppleMusicが聴けるし、且つDSEE HX/DSEE Ultimateが内蔵されているので、YouTubeなどの音源も24 bit/96kHzまで拡張してくれるという機能が入っているため、とても魅力的でした。
しかし、価格が高いことと、電池持ちがネックになりました。あの小さい筺体の中に入っているバッテリーはたかがしれています。また、DSEE ExtremeならイヤホンのWF 1000X M4にも内蔵されているため、あまり必要なかったのです。
さらに、決定的な理由として、音楽を楽しむ環境に¥30,000は高すぎたという価格の問題がありました。学生には音楽試聴のために¥30,000は高いです、、、
なので、グレードを落として、他のWalkManを探しました。WalkMan a55です。しかし、このDAPはUSB-Cに対応していないので、断念しました。USB-Cさえあればいいという安心感を損なってしまうのです。
XperiaならLDACに対応してることを認知する
Xperiaならハイレゾ音源を楽しむ環境は揃っていますよね。
そこで、視点を変えて、Sonyが出しているスマホであるXperiaに注目しました。
Xperiaだったら、歴史も長いし、さまざまな機種がでているため、望んでいるスペックのものが見つかると思ったのです。
主に私が重要視している機能は、
- LDACに対応してること
- Androidベースであること(AppleMusicを使うため)
- 3.5mmイヤホンジャックがあること
- ミニマルなデザインであること
- USB-Cポートがあること
- Bluetooth 5.0に対応していること
- 電池持ちがいいこと
- 中のチップが高性能であること
- 端末横に指紋認証機能ボタンがついていること
です。以上の機能を持っているXperiaを探してみると、Xperia XZ1 Compactしかなかったんです。
Xperia XZ1 Compactは、2017年に発売されたXperiaのフラグシップモデルなので、中に入っているチップもSnapdragon 835なため、2022年現在でも全然使える端末でした。ぬるぬる動きます。
有機ELディスプレイとか最新のOSが使えないとかを考慮しなければ、十分な性能を持っている端末でした。
試しに、メルカリにて調べてみると、運命的に¥6000で美品が売られていて、「あ、これだ!」と思い、即決しました。
以上がXperia XZ1 Compactを選んだ理由です。
Sony WF 1000X M4との組み合わせ
次に紹介するのが、SonyのハイエンドワイヤレスイヤホンWF 1000X M4との組み合わせについてです。
ちなみに、ここで大事なことのなのですが、WF 1000X M4は実は対応ビット深度とサンプリングレートが24bit/96kHzまでなので、Hi-Res Losslessの最大の音質は聴けません。LDAC接続の限界でしょうか。
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LDACの低損失伝送は息を呑む明瞭さ
LDACでのHi-Res Losslessの音源を無線で届けるのは、至高です。
私は、もともと音楽を聞くのに、WF 1000X M4を用いていたのですが、今まで使っていたiPhone 13では、AAC接続だったことから、内蔵されているDSEE Extremeを用いて、ハイレゾ級への音源化をさせていました。
いわゆるAIによる擬似24bit/96kHzの音源を聴いていました。
WF 1000X M4を買った時は、これで十分なくらい音質が良くなっていました。
しかし、やはり、物足りなさが出てしまったんです。正直、誰が聴いてもいい音という印象で、味付けは自然なのですが、試しに家電量販店で聞いたLDAC接続の音質には敵わないものでした。AACは少しまだざらつきがあるというか、本来あるはずの音が聞こえませんでした。
詳しくはわかりませんが、おそらくAAC接続でのイヤホンへの伝送の時に消えてしまっていたのだと思います。
同じイヤホンでも、再生する端末で全く別の音質になったのです。
¥6,000で購入できるワイヤレス用DAPとしての魅力
ワイヤレス用途なら、わざわざウオークマンを買う必要なないと思います。
iPhone 13からXperia XZ1 CompactとWF 1000X M4を接続したものとを比較すると、やはり、段違いで音に鮮明さが出るようになったのです。
AAC接続からLDAC接続によって、音の分離感が強くなったイメージです。一つ一つの楽器の音が頭の周りをぐるっと囲んでいて、それらの音をそれぞれ聴くことができる感じです。
何ていうのか、初めて聞いた時は、聞こえなかった音が聞こえるようになったので、音楽を聴くことが一気に楽しくなりました。音楽という概念のレベルが一段高まったような気分です。
確かに、iPhoneと比べて、ビットレートは体感ではあまり変化がないのですが、全ての音がXpeia XZ1 Compactは明瞭に丸みを帯びて耳に届くのです。
iPhoneのAAC接続の16bit/48kHzから、LDAC接続にて24bit/96kHzの音は、凄すぎました。
LDAC接続って本当にすごいんですね。。。
これが、¥6000で買うことができるならば、正直買いです。
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まとめ
今回、DAP代わりとしてXperia XZ1 Compactをレビューしました。
音質がどうのこうの、言っていましたけど、結局は、やっぱり軽さと小ささと価格の安さがこのXperia XZ1 Compactの全てを物語っていると思います。
お金があれば、Walkman A105を買えば良いのですが、なんせ、そこまでオーディオへの投資を必要としないと思っているので、結果、よかったかなって思っています。
Walkmanの上位機種は正直、重たいのと、大きいのと厚いのと。一般ユーザーには音と引き換えに払う代償として、デメリットの方が多いなという印象です。
そして、サンプリングレートの192kHzと96kHzの違いなんて楽器をしている身からしてもほとんどわからないので、だったら24bit/96kHzで十分なんじゃないのかなって思います。
みなさんも、Apple musicの音源、ついにHi-Res Losslessに対応したので、環境をコスパ良く整えて音楽を楽しんでいきませんか?
今回もありがとうございました。それではまた次回。
クリエイティブな事が好きなITエンジニア。
2020年にトロント🇨🇦に1年間語学留学したのち、日本と海外の情報格差を認知。
50年後に生きる情報を発信しようと決意。
2020年10月にブログ『Kazyの日常。〜Having a Better Life〜』を開設。
2024年現在で4年目のブロガーとなり、通算530,000PVのブログとなりました。
好きなバイク・DIY・カフェ・自己啓発などを主に執筆。
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